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Western Electric(ウェスタンエレクトリック) 100F LOUDSPEAKER SET 修理

2015/06/01

Western Electric(ウェスタンエレクトリック) 100F LOUD SPEAKER SET
Western Electric 100F (1)
の修理でお預かりしました。

症状
 音は出ていますがどのような状態になっているのか分からないので、一度点検整備をお願いします。

作業内容
 真空管交換
 コンデンサ2個交換
 電源コード交換
 入力線RCAコネクタに変更

交換部品一式
Western Electric 100F 交換部品一式

基本的な不良の原因は出力管が不良になっているいる程度でした。 
この商品はオリジナル部品構成のままでしたので、コレクションとしての保存的(時々聴き)な修理を行うか?常用として使用に耐えれる修理を行うか?お客様に確認した所、常用で使用したいという事でしたので、常用に耐えれ内容で修理を行うことになりました。

不良となっている出力管は交換、コンデンサも絶縁不良になりかけでしたので2本交換です。性能と見た目を含め、高価なハーメチックシールタイプのコンデンサを使用しました。また、電源コードも経年劣化で硬化して放っておくと、断線やショートの危険性がありましたのでよくアンティークラジオ等の修理で使用されるアメリカ製の電源ケーブルに交換。入力ケーブルもオリジナルのままケーブルの直出しになっており使用上便利が悪いので、RCAピンコネクターに交換しました。

外装関係では、木製キャビネットと本体に留めるネジが木ネジに変更されていましたので、改めてネジを切り直して当時のアメリカ製の(-)ネジに交換しました。細かい所ですが、木ネジや新しいネジでは、仕上がり後の雰囲気が損なわれてしまいますので、こういった点も考慮しながら修理を進めています。

これで、オリジナルの要素を出来るだけ温存しながら、常用に耐えれる内容に仕上がっていると思います。今後も長らく安定的にご使用頂けると思います。

Western Electric 100Fは本来電話のスピーカー部として使用されるパワードスピーカーシステムです。
(※写真参照)
Western Electric 100F オリジナル構成

ですから、音は電話の帯域しかありませんので、ナローですがこの小さなシステムから出てくる音は何とも古めかしくアンティークな雰囲気を感じさせてくれる趣味性の高い逸品だなぁ~と思いました。

最後に、コレクション(物)として保存する場合は、オリジナル部品を違うモノに交換してしまう事は、オリジナル性損ねることになりオリジナルとしての価値を失ってします。ただ、常用目的であれば日々の使用に耐えれる内容でなければなりませんので、劣化が進んだ部品をそのまま使用する事は、音質的にもよくありませんし不良となった部品が正常な部品まで連鎖的に壊していく可能性もありますので、極力オリジナル部品に準じた正常な部品で交換し、音質と特性を蘇えらせる必要があります。当店では修理・レストアはその後の使用目的によって明確に分けた方がいいと考えてます。

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